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【IDOM 社員インタビュー①】MDチーム 林さん 〜変化に向き合い、難問に挑む〜

こんにちは!
18卒内定者の柴田です。

就職活動が本格的に始まって約1ヶ月が経過し、
みなさん忙しい毎日を過ごされているのではないでしょうか?

IDOMの説明会に来ていただいた学生さんからも
「説明会に出る/ESを書くのに忙しい」
という声を耳にすることも多くなりました。

お忙しい中説明会に参加していただいても、限られた時間の中では、
IDOMでは、
●どのような仕事をしているのか?
●どのような考えを持った人が働いているのか?
といったことを十分に伝えることができません。

そこで、IDOMの中で働いている人へのインタビューをご覧いただいて、
これらの疑問に少しでもお答えすることができればと思います。

さて初回は、中途でIDOMに入社し、つい先日発表されたウーバーと提携したビジネス(※1)を中心となって進められた、MDチームの林亮さんにお話を伺いました。
他の企業で働いていたからこそ見えるIDOMの魅力から、就職活動を進める上でのアドバイスを中心にお聞きしてきました!

入社までの経緯

—これまでの経歴を聞かせてもらえますか?

大学卒業後、一度就職をしたあとに大学院に入り、MBAを取得しました。その頃までのトッププライオリティは空手だったので、大学院卒業時が本当の就活という感覚でしたね(笑)。ただ、当時は何がやりたいかということが明確ではなかったので、面白そうだと感じたNTT系のブロードバンドインフラ企業に就職しました。その頃ちょうどADSLという新しい通信規格が生まれたばかりで、業界として新しく、カオスで面白かったですね。

その後、同じ通信サービス業で会社の立ち上げを経験しました。そこでGoogleやYoutube、iPhoneなど情報通信の分野での大きな変化を通信インフラの立場から目にする中で、次第にインターネットの世界に行きたいと考えるようになりました。
そしてシリコンバレーの企業の日本事業の立ち上げ、チケットのCtoCマーケットプレイスを運営する欧州企業のカントリーマネージャーをそれぞれ3年経験した後、IDOMにジョインしました。

—IDOMにはどういう経緯で入社することになったんですか?

(弊社執行役員の)北島さんを紹介され、話を聞いて、ジョインすることになりました。

—はじめにIDOMを紹介された時はどういう感想を持たれましたか?

前職での経験から、一次流通よりも二次流通の方がはるかに複雑で面白いという感覚は持っていました。例えばメルカリで言うと、メーカーが神のごとく差配して定価を決めたものが、回遊魚のようにメルカリに戻ってくると。その中ではわずかな製品の違いを増幅させて、説明文をぶわーっとふくらませて書いちゃう人もいて。つまり、ユニークな、一物一価の世界になるんですね。そこでは株式市場と同じように、議論だけでは説明がつかない世界でトランザクション(取引)が起こっていくと。それはまさにマーケットなわけです。

それで、初めは全然イメージはなかったのですが、IDOMの話を聞いて、その中でも自動車の二次流通って面白いなと思ったわけですね。

—どういう部分に面白さを感じたのでしょうか?

IDOMの方と話をしてみると、経営的に難しい問題を解く必要があると感じました。具体的には、オンラインとオフラインの融合が進み、自動車の分野では電気自動車への移行など、ハード側も大きく変化しています。一方で、IDOMは売り上げが約2000億円と巨大になっています。その中で、次にどうしていくのかを見つけることは経営的にものすごく難しいチャレンジで、同時にとても面白い「問い」だと思いました。そして入社後も、その問いの難しさは未だに僕を引きつけていますね。

現在の仕事

—林さんはMDチームに所属されていますが、ここはどのような部署なんですか?

MDはIDOMが取り扱う中古車の在庫を差配し、利益を最大化することを目指しています。具体的なデイリーの仕事で言うと、店舗で買い取りの車の査定をして、そこに正しい価格をプライシングするという業務になります。ただ僕はMDにいるのですが、デイリーの仕事はほとんどやっていません(笑)。

—では、どのような仕事をされているのでしょうか?

ざっくりと言うと、現在は海外に関わる事業を行っています。入社後、自分がどうするとIDOMに貢献できるだろうかと考えました。そこで一つ、海外というピースが欠けているような気がしたので、それをやりませんかと言って、現在進行中という感じですね。

—先日発表されたウーバーとの提携にも中心になって関わられたとお聞きしたのですが、その仕事を進める中で感じられたIDOMの特徴はありますか?

(ウーバーなど)あちらの企業はすごくスピード感が早いんですが、IDOMも結構早くて、改めてIDOMという組織も本当に凄いなと感じています。日本の伝統的な大企業だったらこうはいかないんじゃないかなというスピード感で、いろいろな関係部門の方々もサポートしてくれたので、そのスピード感で契約締結まで進めることができました。

—このプロジェクトを進められる中で、一番大変だったことはなんでしょうか?

やっぱりアフリカは全然違うわけですよ、全てが日本と似てない。なので、当たり前のことを当たり前に進めるということにすごくパワーが必要になります。一方で、それが一番重要だとも感じています。

—今後の目標はどのようなものでしょうか?

なんだろうな…短期的なノイズに惑わされずに、志は高く、でもちゃんと儲かるサステイナブルなビジネスを作るということを、自分で定義して取り組んでいます。

—どのような仕事に面白さを感じられるのでしょうか?

そうですね、複雑な問題を解いている方が面白いという感覚は持っています。

僕は昔、何になりたかったかで言えば、シャーロック・ホームズになりたかったんです。世俗から離れて勝手に問題を解いている、そういうおじさんになりたかったんですよね。でもふとある時に気がつくわけですね、シャーロック・ホームズはどうやって家賃を払っているのかと(笑)。資本主義の上で踊っている以上、やっぱり稼がないといけない。それをやろうと思ったら、ビジネスマンが一番いいと思ったんです。そこにはとても面白い問題がいっぱいあると思うので。

そういう意味で、IDOMが今直面している問題はとても難しく、解決するのが簡単ではない。だからこそ、僕は面白いと思いますね。

就活生へのメッセージ

—これまでの経歴を聞いていると、変化の起こる場に身を置くことを意識されているように感じるのですが。

そうですね、変化がある非連続な世界の方が脳みそがフル回転すると思うので。
関連して言うと、就職活動は連続を選ぶか非連続を選ぶかの2択だと思っています。連続性を選ぶのであれば、例えば公共セクターに近い業界に行った方が先が読みやすくていいと思います。一方で、非連続の究極は起業だと思います。

IDOMがユニークで面白いのは、結構大きいじゃないですか、丸の内にこんな立派なオフィスあるし(笑)。でも、非連続だっていうことですね。
IDOMに来るということは、不確実性の中に飛び込むような要素が、起業を100とすれば20ぐらいはあると思います。どちらを選ぶかはいい・悪いではなく、個人の好みだと思いますけども。

—今、就職活動をしている学生のみなさんにメッセージをいただけますか?

僕は流れに身を任せてきた人間なので、あんまり偉そうなことは言えないんですが(笑)。自分は20代は自分探しの時期だと考えているので、自分が何やりたいかわからないと思うんですよ。入らないとわからないし、企業も入れてみないとわからないので。ただ、自分が何を快適と感じるか、不快と感じるかとかはあると思うので、その感覚で決めていいのではないかと。意外と正しいと思うので。難しいのは自分の感覚と、会社の見栄えやブランドといった外部からの情報とが違う場合があることだと思います。それはもう、生き方の選択。どちらが正解だというのもないので、自分が正解だと思ったものを正解にするというものだと思います。

▼※1:ウーバーとの提携の詳しい内容はこちらからから
https://221616.com/idom/news/press/20180216-22778.html

まとめ

林さんに話を伺って最も印象に残った点は、話の中に「難しい。だから面白い」という価値観が何度も見えた点でした。前職よりも複雑だと感じた自動車の二次流通の世界で、そのような難しい問題に挑むため、IDOMへと移って来られました。
「より難しい問題に挑む」という考えは、シャーロック・ホームズに憧れるような単純な好奇心からだけではなく、外資系企業をはじめとして、難しい問題を解決し価値を生み出さなければ生き残ってはいけないという厳しい環境で仕事をされてきたということも大きく影響しているように感じられました。

最後に

株式会社IDOMでは、19卒ビジネスクリエイター向けの説明会を開催しています。
今回の記事を読んで興味を持って頂いた方は、下のリンクから説明会にご参加下さい!!

https://www.cservice.jp/c/idom/recruit/register.php?id=17aec21362a