2019.05.16
【就活生のギモンにお答え③】女性社員の働き方が知りたい!
こんにちは。
IDOM採用事務局の水野です。
ゴールデンウィークが終わり、令和ブームも落ち着いてきたこの頃。
また新たな気持ちで過ごしていきたいですね!
さて、第3回目となる【就活生のギモンにお答え】コーナーです。
最近就活生の方からいただく質問の中で、
「どんな女性社員がいますか」「実際にどんな仕事をしていますか」
という質問が多く寄せられます。
そこで今回は、女性社員の働き方について実際にIDOMで活躍する女性社員にインタビューをしました。
〜プロフィール〜
髙杉 怜美(たかすぎ さとみ)
2012年新卒入社。現在、入社8年目。
営業職としてIDOMに入社し、約1年半店舗にて営業を経験。
その後本社へ異動し、新規事業企画の推進、オンライン販売の推進を行い
現在はオフラインのマーケティングに携わる。
私生活では、結婚・出産を経て、1児のママとして子育てに奮闘中。
〜店舗での経験が今に繋がっている〜
Q.現在の仕事内容を教えてください
今はオフラインのマーケティングを行う部署で働いています。
部署内でチラシ、TVCM、店頭装飾ツールと担当する役割が別れていて、私は主に店頭集客ツールを担当しています。
例えば店内のポスター、のぼり旗、パンフレットなど、店舗集客や商談に使用するツールを作成・運用しています。
またツール作成だけでなく、全国各エリアのマーケティングも兼任しています。
私は北陸エリアを担当していて、エリアの企画担当と一緒に、より多くのお客様に来店いただけるよう数値分析から改善提案まで行っています。
Q.もともとマーケティングに興味があったのですか?
もともとは営業がしたくて、IDOMに入社しました。
就職活動では証券や不動産などの営業職を受けていましたが、IDOMでは商品の金額の話だけでなく、家族や生活といった「お客様の人生」を
一緒に考えながら最適な車を提案できるという点が面白くてやりがいのある仕事だと思い、入社を決めました。
ただ営業スタッフとして店舗にいた時から、お客様からのお店の見え方を考えるのは好きでした。
もっとこういう風にできないか?お客様に来てもらうためにはこうしたらいい!という発想や想いを形にして、実際に行っていました。
Q.具体的にどういう施策をしていたんですか?
1人でゴルフ場に飛び込みました。笑
ゴルフ場に挨拶に行き、店舗のチラシを入れたポケットティッシュを置かせてもらい、ゴルフをされている方々に積極的に話しかけていました。
配属当初は何もできることなくて・・・・
デキる先輩がお客様対応に入り、私はずっとパソコンの画面を眺めていました。
でもじっとしても何も生まれないので「お客様が来ないなら、自分で会いにいくしかない!」と考えて、1人でゴルフ場に飛び込みました。
私のような若い女性の話を聞いてくれる人、さらに車を持っていて、そこそこお金を持っている男性が集まる場所、
となればゴルフ場だろうと。笑
実際にゴルフ場で出会い、車を購入していただいた方もいて、行動すれば成果につながるという気づきを得た経験でした。
この店舗時代の活動も、今のマーケティングの業務に繋がっているのかなと思います。IDOMはキャリアチェンジや経験を考慮して、
個人の適性をみてくれる会社だと思いますので。
→入社1年目、店舗時代の高杉さん
〜もっと会社をよくしたい〜
Q.本社に異動になった経緯を教えてください
入社2年目に入り、当時付き合っていた人と結婚を考えていた時、女性としての人生に不安になったのがきっかけでした。
私はとにかく負けず嫌いで、がむしゃらに働いていたので給与面では困っていなかったんですけど、いざ結婚となった時に、
本当に仕事を続けられるのか不安でした。
もちろん入社前から、ライフイベントに応じた制度が整っているのは知っていましたし、きっと大丈夫だろうと思っていました。
ただ実際は、結婚や出産を機に辞めてしまっている女性がいるのも現状です。
そんな中、当時店舗で一緒に働いていた後輩が会社を辞めてしまいました。
優秀で、とてもかわいがっていた後輩だったので、「こんなに優秀なスタッフが辞めてしまうのか」
という何とも言えない気持ちになりました。
忙しくて辛いこともあるけど、みんなで店舗を運営するのは楽しくて。だからこそ、自分は結婚を機に辞めたくなかった。
その時に、当時の店舗マネージャーに対して、直接電話で感情をぶつけました。
2時間ぐらい長電話で。(笑)
「私は結婚しても仕事は続けたい!女性の働き方を改革したい!」というのを熱弁していたと思います。
おそらくその電話の影響もあって、1ヶ月後に本社に異動することが決まりました。
〜働くママとして〜
Q.結婚、出産を経て、復職した中で何か変化はありましたか?
産休後に職場復帰をするとなった時に、1年間のブランクがとても怖かったです。社会人1年目の、初めて出勤した時と同じぐらい
緊張しました。
働き方の変化としては、現在は時短勤務で働いています。
社内で働くママは多くはないですが、チームメンバーはすごく理解してくれて、応援してくれています。
ただ制度は整っていますが、育児に関して不安になる事はあるので
メンタルケアの部分がもっと充実すれば、働く女性がもっとのびのび働ける環境が実現できると考えています。
これは社会全体の事になりますが、女性がキャリアアップを目指して頑張って
きていても、結婚を機にどこか諦めてしまう人もいるのが現状だと思います。
「家庭も自分の人生も大事にしたい」というときに、私は仕事を続けたいですし、同じように頑張りたい人が活躍できる社会になってほしいと
考えるようになりました。周囲は環境を与えてくれるけど、本当はもっと頑張りたい、
というもどかしさがあるのが、今の本音です。
私はいま育児の真っ只中にいて、日本の同世代の働くママと、一緒に戦っている気持ちで仕事に励んでいます。
Q.休日のリフレッシュ方法を教えてください
休日は主に、子供と遊んで癒されています。めちゃくちゃ愛おしいです。
あとは旦那さんに子供を預けて、自分の時間を作るようにしています。
美容院にいったり、マツエクをつけたり、ランニングしたりすることが多いかなと思います。
Q.今後のビジョンを教えてください
オフライン・オンラインに限らず、集客部門全体のリーダーとして、組織の意思決定ができるようになりたいです。
さらに、今のマーケティングの部署でそこまでステップアップしたあとは、人事に異動して社員の働き方を変えたいです。
自分が出産、育児と苦労した経験を踏まえて、会社の働き方改革をしたいなと考えています。
Q.最後に、学生へのメッセージをお願いします。
何事にも「自分でできる」という意識を持って取り組むことが大切だと思います。受け身の姿勢だと、いずれストレスが溜まっていきます。
「なんでこの仕事やってるんだろう」とか、「いつまで続けるんだろう」
みたいな不満が出てきてしまうと思うんです。
なので私は業務に対して、経営者目線を持つことを心がけています。
まだまだ足りない部分もたくさんありますが、「これが自分の会社だったら」とか「自分が社長だったら」というのを意識して行動すると、
会社の見え方がすごく変わるし、やりがいも見いだせると思います。
例えばマーケティングであれば、「今はこんな市場だからこんな施策をやってみよう」と経営者になりきって考えています。
そうすると「自分で数字を見てみよう」、「過去はどうだったんだろう」、「他の部署とどう連携できるんだろう」
ってどんどん視野が広がっていきますよね。
さらに、考えがまとまれば上司に提案できますし、そこでいいねってなれば実施することもできます。たとえ否決されたとしても、
経営者目線で起案したものであれば、その過程の中で勉強しているし、それが成長に繋がって、納得もできます。
私は全社員が経営者目線を持って、もっと会社を良くしていけたらいいなと考えています。そんな仲間が増えればとても嬉しいです。
あと最終的には、女性比率5割の会社にしたいです。
男は女の尻にひかれてた方がいいと思うので。笑
経営者目線を持てる女性の皆さん、ぜひ一緒に働きましょう!